年齢を重ねると、増えるお肌の悩み「シミ」「たるみ」「乾燥」
特に40代以降の女性が感じる心身の変化には、女性ホルモンが大きく関係しています
そんな「女性ホルモン」が寝ているだけで活性化する。
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女性ホルモンとは
ホルモンは体内で分泌される物質で様々な器官や組織をコントロールしています。その中で、女性特有のカラダつきやカラダのリズムに大きな影響を与えるのが「女性ホルモン」です。
女性の美と健康に重要な「女性ホルモン」ですが、正直よく分からないという方も多いと思います。
女性ホルモンは卵巣から分泌されるホルモンで、エストロゲンとプロゲステロンの2種類があります。
女性ホルモン(英語: female hormones)とは、性ホルモンのうち女性の性腺に大きく関与しているホルモンである。 雌性ホルモンともいう。卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類があり、うち女性らしい体つきなどへの影響が大きいエストロゲンを特に指して女性ホルモンと呼ぶ場合もある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エストロゲンは「美のホルモン」といわれ、肌や髪のハリツヤを保ち、女性らしい体にする作用が。一方、プロゲステロンは「母のホルモン」と呼ばれ、妊娠を維持する働きがあります。
【女性らしさに関わるホルモン】
卵胞ホルモン:エストロゲン
エストロゲンは、30代中頃まで活発に分泌します。
代表的な女性ホルモンであり、女性らしいカラダをつくるのがエストロゲンなんです。
肌や髪の潤いを守ったり、女性特有の丸みを帯びたカラダをつくったり、女性のカラダ全体の健康を支えています。
脳や自律神経にも働きかけるため女性の心身に大きく影響するのが特徴です。
【妊娠にかかわるホルモン】
黄体ホルモン:プロゲステロン
プロゲステロンは受精卵の着床のために子宮内膜を整えたり、基礎体温を上昇させたりする働きがあります。体内に水分を保つ作用もあり、生理前に体に変化が現れるのは、プロゲステロンの働きと言われています。
女性ホルモンのバランス
この2つの女性ホルモン「エストロゲン」と「プロゲステロン」は、月経と連動し28日の周期でそれぞれ分泌量を変化させます。
下の図のように、生理後は「エストロゲン」が増加します。その後、減少しつつある時に排卵が起こります。
「プロゲステロン」は、排卵前から少しずつ増加します。その後、排卵のあとにエストロゲンと一緒に増加しますが、生理前には両方が減少します。
月経後から排卵期になるまでが、卵胞期です。この時期はエストロゲンが多く分泌されるため、肌や髪のつやがよくなり、心身ともに安定します。月経期のむくみも取れて、体が軽くなるのでダイエットに最適な期間です。
女性の心や体の変化は、この「エストゲン」と「プロゲステロン」の分泌量バランスが変化したときに現れるんです。
これが、女性ホルモンの「バランス」です。
排卵前後3〜4日程度の排卵期を終えると、
プロゲステロンの分泌が活発になるため、水分や栄養を溜め込み、体がむくみがちになり、気持ちも不安定になりがちです。イライラしたり、食欲が増したりするのもこの時期です。
女性の多くはこの「ホルモンバランス」に悩まされます。
女性の体は非常にデリケートなため、ちょっとした食生活の乱れや人間関係などのストレスであっても、女性ホルモンのバランスは乱れてしまいます。
そこで、心と体を正常に保つ為に
「ホルモンバランスを整える」「活性化」「女性ホルモンに似た働きをする成分を摂る」などをおこなう事で、女性ホルモンバランスの乱れに対策することができます。
それなら、女性ホルモンを増やせばいいんじゃない?
と、考える方が多いですが。
実際には女性ホルモンを増やす事はできません。多いから良いものではありません、
エストロゲンが過剰になると婦人病の代表的な疾患「子宮筋腫」と「子宮内膜症」になりかねません。
女性ホルモンは「バランス」が重要なのです。
年齢とともに女性ホルモンの影響で女性の体は大きく変化します。月単位でホルモンバランスは変わります。
日々の健康に影響が現れることを知っておけば、その時々の体調に合わせて様々なケアができます。
女性ホルモンのバランスを保つ事は、体の不調を未然に防ぐことにつながります。
女性の体の変化と女性ホルモン
女性の体は、女性ホルモンによって大きく変化します。
12歳前後にエストロゲンの分泌が増えます。この思春期は、女性ホルモンが活発に分泌されるため、ホルモンバランスが崩れやすく、心身ともに不安定な状態になりがち。急に怒ったり、イライラしたりするのもその影響です。
30歳を超えるとエストロゲンの分泌は下降線となります。
45歳前後からエストロゲンの分泌量は特に減少しはじめ、50歳前後で閉経を迎えます。
閉経前後の10年間はエストロゲンが急激に減少することで、体に不調があらわれやすくなります。
女性ホルモンは、脳の司令を受けて卵巣から分泌されます。ですが、更年期になると卵巣の働きが低下して分泌量が減少。脳が指令を出しているにも関わらず、分泌されないので脳が混乱します。
これが「更年期障害」が発生するメカニズムです。自律神経は体のさまざまな機能をコントロールしているため、その影響から更年期障害の症状も多岐にわたります。
こういった女性ホルモンによる体の変化を知っておくことで、体の不調がおきたとき「私の体の中では、今はこういうことが起こっているんだな」と理解でき、慌てずに対応することができます。
ホルモンバランスが乱れるとどうなるの?
現代女性に多い原因が「ストレス」。ストレスによるダメージで脳がホルモン分泌の指令をうまく出せなくなってしまいす。
もちろん、不規則な生活や睡眠不足なども「原因」になります。
ホルモンバランスの乱れが引き起こす、自律神経へのダメージは注意が必要です。
自律神経は、呼吸や代謝、消化といった、意識してコントロールすることができない体の機能を調整する役割を担っています。
自律神経の乱れは、頭痛や動悸、不眠症、のぼせ、多汗など、さまざまな症状の原因となってしまいます。
さらに女性の場合は、PMS(月経前症候群)や生理不順、不正出血、不妊などの婦人科系の疾患にも注意が必要です。このような症状を予防するためにも、ホルモンバランスを整えることはとても大切なんです。
年齢と共に減少する女性ホルモン
女性らしさに必要な女性ホルモン「エストロゲン」
女性が「一生のうちに分泌する女性ホルモンの量」は【ティースプーン1杯】ほどと言われています。
そのわずかな量に、女性の美と健康がゆだねられているのです!
そして何度も言いますが、この女性ホルモンを増やすことができません!
その貴重な女性ホルモンは年齢と共に大きく変化し、そのピークは20代後半から30代前半。
30代後半になるとその分泌量は徐々に低下をはじめ、その後は減少を続けるのみ。
特に閉経前後の45~55歳には激減していきます。
「イライラ」「不安感」「急な汗」など女性特有の更年期障害がこれですね。
この年代は家庭や仕事で、疲れやストレスがたまりやすい時期です。
若い頃のようにムリが効きかないため、ホルモンバランスが乱れやすいんです。
そうです、この女性ホルモンの減少に対しての対策をしっかりすることが、更年期障害の緩和にもつながるのです。
20~30代でも注意が必要!
20~30代の更年期障害!?
女性ホルモンの分泌が減っていくことで起こる不調の「更年期障害」
まだまだ先のこと、と思って安心している人も多いですが。
近年では20代後半から30代の女性にも、更年期障害のような症状が現れることも増えてきています。
通常、閉経前後の10年間に起こるといわれる女性の更年期障害ですが。。
近年は20代後半~30代の女性にも、更年期障害のような症状がみられるようです。身体的な症状としては、のぼせや火照り・動悸や息切れ・異常な発汗・血圧の異常・頭痛やめまい・けん怠感など。
精神的な症状としては、興奮・イライラや不安感・うつ・不眠などです。
まさに「更年期障害」の症状ですね。
20~30代といった若年層の更年期障害の【原因】は、過度なダイエットやストレス、睡眠不足、不規則な食生活などによります。
そして、月経不順が起こった結果「エストロゲンの分泌が減少」し ホルモンバランスが崩れてしまいます。
また、近年の初潮年齢の低年齢化による早期の閉経(早発閉経)も原因のひとつ。排卵される卵子の数は生まれたときから数が決まっています。早い年齢から排卵されると、30代での早発閉経もありうるのです。
女性ホルモンの勘違いあるある
サプリメントを飲めば、女性ホルモンは維持できるんじゃないの?
【不正解】 摂り過ぎは逆効果です。
サプリメントは普段の食事の栄養分を補助するためのものです。摂りすぎると逆にホルモンバランスが乱れ、本来のホルモン分泌力が鈍ってしまうことも。自分のホルモンを分泌させるよう心がけることが大切です。
女性ホルモンが減ると、ヒゲが生えるってのは都市伝説でしょ(笑)
【不正解】 実は現代女性に急増中!ホルモンバランスが乱れると男性化します。
女性ホルモンのバランスが乱れて男性ホルモンの作用が相対的に強くなると、濃いヒゲが数本生える、生理が止まる、攻撃的になるなどの現象があらわれることも。注意すべきは、男性並みにバリバリ働く女性です。ストレスや不規則な生活をおくる人も注意しましょう。
寝ているだけで【女性ホルモンが活性化】する⁈
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